地球の絶滅史 その1

 

地球の絶滅史 その1

地球温暖化が盛んに訴えられる昨今、地球の滅亡説が新たな議論を呼んでいる。もともと地球上の気温は一定ではなく、常に変化を繰り返してきた。人類がもたらした破壊以前に、地球そのものが変換時期を迎えているのかも知れない。

地球誕生以来、様々な滅亡事件があったが、地球上に一般的に生物として知られる生き物が生まれてからの6億年間に既に6回の大量絶滅が起きている。世間一般に知られる恐竜の絶滅を促した隕石衝突事件は、その中でもそこまで酷くない消滅活動といえば、他の消滅活動の威力がわかるであろう。

生命史の記録は、6億年前の先カンブリア時代の末から急に豊富になる。その理由は肉眼で見える大きさの生物や、堅い骨格をもつ生物が出現し、地層の中に化石として保存されやすくなったからである。 この6億年間には、動物や植物の上陸、脊椎動物の進化、人類の出現などのめざましい出来事がいくつもおきたが、その歴史はけっして安易な道のりではなかった。

シカゴ大学のセプコスキー博士が、6億年間の生物種類増減を調べたところ、過去に何回かの生物種の大減少期があることがわかった。これが「大量絶滅」とよばれる事件である。

大量絶滅とは、陸上や海域を含めて世界各地の多様な生物が、ほぼ一斉に絶滅したことをさす。このような大量絶滅の前後では、生物圏を構成する種が大きく入れかわった。

主要な大量絶滅は6億年間に6回おきた。この中で最も注目されるのが、5億4300万年前、2億5100万年前、6500万年前の大量絶滅である。これらの時期は大きな地質年代の境界にあたる。3つの大量絶滅はそれぞれ独特な特徴を持ち、原因も異なると考えられる。

 

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