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キャピトルリーフ国立公園

キャピトルリーフ国立公園の概要 ~Capitol Reef National Park~

 先住民族が「虹の休む大地」と名づけたキャピトルリーフ国立公園。周辺のグランドキャニオン、ザイオン、ブライス・キャニオン等のビッグネームに鳴りを潜めあまり認知度は高くないが、アメリカ国立公園の多くが点在する南西部、ここは地質上最も貴重な地域であるといっても過言ではないだろう。 大陸が移動する際、大きな摩擦力と圧力が地殻にかかり、大地は様々な形に変化する。湾曲収縮を繰り返し、時には海の底、時には山の頂上となり、移動を続ける。海底、デルタ地方、湖沼地帯、沿岸、砂丘地帯等、色々な状況で地層は堆積して行きながら、風や雨による侵食も繰り返される。 キャピトルリーフ国立公園は、コロラド台地の中心地、中学の地理にも出てくるこの台地は、日本列島が今の形となった1千5百万年前とほぼ同時期に出来た、世界中の地質学者にとって最も興味深く、注目を浴びている場所である。この地域の主な特徴は、 大陸移動の際通常前後バラバラに地殻がくだけて盛り上がってくるのに対し、ほぼ日本列島と同規模大の大地が隆起し、水平線上に一時期に上がってきている。 中でも公園を特徴付けるウォーターポケット褶曲は、コロラド台地の隆起活動が始まった初期7千万年前ごろから5千万年前ごろにかけておきた活発なララマイド大変革の際に起きた2千メートル以上の近くのずれがそのまま残っており、この褶曲は、南北に走る障害物となり、現在ではその褶曲上をフレモント川が走っている。 この南北に走る褶曲は大きな障害物となっており、今日でもほとんど道路が通っておらず、初期の開拓民たちは、この通り抜けられない尾根を「リーフ」と呼んだ。 ただの尾根ではなく、通り抜け不可能な偉大なリーフという事と、ここの地層にあるナバホ砂岩で出来た白い天然のドームが米国の国会議事堂のビルのように見えることから、キャピトル・リーフという名がつけられた。 その後、19世紀になると白人の調査隊が入り込んでくるようになったが、地質的な研究はまったくといって良いほど調査されず、ほとんど地図を作成するための測量のみだった。南北戦争の後、モルモン教徒はこの地に伝道本部を築くため先住民族を襲撃しながら入り込んでくる。19世紀末までには周辺のジャンクション、ケインビル、等の町を築き上げ、特にジャンクション(後のフルータ)には広大な果樹園が作られ、農耕果樹園で人々の生活を支えていた。

icon 6 ウォータートン・グレイシャー国際平和公園の見どころ・楽しみ方主な見どころ


シーニック・ドライブ 

公園内唯一の入場料がかかる箇所で、渓谷内を通るシーニックドライブ。1時間半ほどかけ11箇所あるビューポイントを回ることが出来る。堆積岩の織り成す美しい風景、迫力あるウォーターポケット褶曲、先住民族の残した遺跡や壁画、恐竜の化石を見学できる。

フルータ

19世紀にモルモン教徒が暮らしていた町。当時作られた学校や家が残っており、中でも果樹園では現在でも果実が実り収穫時期にはフルーツ狩りを楽しめる。

ビジターセンター

ビジターセンター内には展示物がおかれ、10分間の公園に関するスライドショーが行われている。リップルロック・ネーチャー・センターは夏季(5月末~9月初旬まで)のみしか開いていないが、家族連れには便利な様々なアクティビティが行われている。

行きかたと主な宿泊施設 


個人で行く場合

車で行くほかは方法は無し。キャピトルリーフ国立公園のみを目指して行くにはあまりにも寂しい場所であるが、周辺南部には世界に名高いグランドキャニオン、ブライス・キャニオン、ザイオン、東部にはアーチーズ、キャニオンランズとまさに国立公園が目白押しであるため、周遊旅行の一環としてコースの中に組み込むにはちょうど良い。ラスベガスからザイオン、ブライス・キャニオン、そしてキャピトルリーフを通りアーチーズへ。キャニオンランズ、モニュメントバレー、最後にグランドキャニオンと回る、渓谷めぐりの決定版ツアーを楽しめる。 入園料 (2016年7月現在*) ・自家用車 $10(1台あたり。オートバイ含む。1台最高15名まで。7日間有効) ・個人 $7(1人あたり。徒歩、自転車など。7日間有効)

宿泊施設

公園内には宿泊施設は無い。入り口のトーレほか周辺の町にはモーテルが沢山点在している。理想はザイオンかブライス・キャニオン国立公園内のホテルに宿泊し、翌日アーチーズ国立公園のあるモアブへと移動の際にキャピトルリーフを通ることだが、かなり事前からの予約が必要となる。無難なのはザイオン国立公園とブライスキャニオンの間にあるマウント・カーメルジャンクションや、シーダーシティ他インターステーツ15号か70号線沿いのモーテルが通常空いているので利用すると良い。

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