1803年、当時のトーマス・ジェファーソン大統領は、
ナポレオン支配のフランスからミシシッピー川周辺の広大な土地(現在の15州、アメリカ中部地区ほぼ全域にあたる)を購入した。
その後、この購入した未開の地を調査するである必要性を感じ、軍人を集めたルイス・クラーク探検隊を構成し、1804年5月に調査を開始した。
探検隊は1年半かかり、現在のオレゴン州ポートランド付近の太平洋岸に到着し、アメリカ大陸初の陸路横断に成功した。
帰路、1806年に道中探検隊から離れ、ロッキーを越えたジョン・コルターが、非先住民族として初めてイエローストーンを訪れたとされている。
ジョン・コルターは今でこそ英雄として称えられているが、当時は先住民族のクロウ人とブラックフット人の戦いに巻き込まれて重傷を負い、
その床でこの地を「火と硫黄の地である」と述べた。しかし、これは熱に冒されていたためのうわごとだと捉えられ、人々はその土地の事を「コルターの地獄」と呼んだ。
詳細はこちら