サウスダコタ州ラピッドシティ空港から車で小一時間、35マイルの行程。ラピッドシティをベースに数日かけてバッドランズ国立公園、マウントラシュモア、近くにあるクレージーホース記念碑と回ればちょっとした週末旅行となる。
またラピッドシティからマウントラシュモアを観光した後、デビルズタワー経由でイエローストーン、グランドティートンへと移動していくのも人気のある観光ルートだ。
公園内に宿泊施設は無い。が、公園の入り口近辺、あるいはラピッドシティまで出ればホテルからモーテル等軒並み揃っているので便利は良い。
ラピッドシティのほか、北にあるデッドウッドという町も宿泊にお勧め。
デッドウッドはもともとゴールドラッシュと共に栄えた、当時のポーカーサロンや西部劇そのものの町並みがそのまま残っていて、ギャンブルも合法化されている。
(2020年7月現在*)
・自家用車 $10 (1台あたり。7日間有効)
・自家用車(62歳以上) $5 (1台あたり。7日間有効)
ジョージ・ワシントン(初代大統領) -産みの親-
アメリカ合衆国建国の父、合衆国憲法下において最初の大統領である。アメリカ独立戦争にて指揮官となりイギリス軍に勝利、憲法制定議会の議長にと選出された後、選挙人投票で100%の票を得た最初で最後と呼ばれる初代大統領である。当時の年給は25000ドルであったそうだ。1ドル紙幣と25セントコインに肖像が使われている。日本では子供のころ桜の木を切ったことを父親に正直に話したら逆にほめられたという逸話で「嘘をついてはいけない」の代名詞にもなっているが、1745年当時、アメリカ大陸にはまだ桜の木が無かったとのことからその話の真相は明らかにされていない。。。
トーマス・ジェファーソン(第3代大統領) -拡張の象徴-
アメリカ独立宣言(1776年)の作者、またアメリカ合衆国建国に最も影響力があり、共和制の理想を追求した一人として知られている。就任中はルイジアナ買収でこのサウスダコタ州を含む現在の15州分を獲得し領土を2倍にした。ジェファーソン大統領は、ルイス・クラーク探検隊を発足したことでも有名。ルイス・クラーク探検隊は陸路で北米大陸を太平洋まで探検、ロッキー山脈の大陸分水嶺を越え、数々の困難を乗り越えて太平洋側まで到達し無事に帰還した。
エイブラハム・リンカーン(第16代大統領) –保護、保存の象徴-
「人民の、人民による、人民のための政治」の演説であまりにも有名、奴隷解放の父と呼ばれたリンカーンは、もとは弁護士で運輸関係訴訟ではかなり有能であったと言われる。 当時当たり前であった奴隷制度の拡張に反対し、リンカーンが大統領になったことで合衆国は2分化し、南北戦争へと結びついた。 南北戦争に勝利した後、大統領就任中(1865年)、ワシントンDCのフォード劇場で時代喜劇を観劇中、後頭部を撃たれて暗殺された。
セオドア・ルーズベルト(第26代大統領) -開発の象徴-
20世紀最初の大統領、本来は副大統領であったがマッキンリー大統領が暗殺されたことで大統領に昇格する。大統領就任時、42歳は史上最年少である。日露戦争では日本・ロシア間の調停を勤め、停戦からポーツマス条約での和平交渉を斡旋したことでノーベル平和賞を受賞している。またルーズベルトは太平洋と大西洋を結び、世界的な流通に大きな進化をもたらしたパナマ運河の建設を決定したことでも評価が高い。