見渡す限りの砂丘

グレートサンドデューンズ国立公園

Great Sand Dunes National Park

基本情報
概要
北米大陸最大級、見渡す限りの砂丘、後ろには4千メートル近く聳え立つロッキー山脈、思わずCGで作成された合成写真かと目を疑うような不思議で度肝を抜く大自然が、コロラド州の南部に存在する。 ロッキー山脈の南東部にあたるサングレ・デ・クリスト山塊の裾野に広がる北米最大、またもっとも標高の高いところにある砂丘地帯である。 巨大な砂丘、何千メートルにも及ぶ山脈のほか、ツンドラ、湖水地帯、松やアスペンの森林地帯、草原、そして湿地帯という様々な野生動植物に適した生息環境が整っている。 グレートサンドデューンは標高が海抜2291m~4146m、ビジターセンターは2499mの所にあるため軽い高山病にかかる可能性あり。訪問前に水分をしっかりと取り、急激な動作は取らないように心がけるべき。 また、真夏の砂丘は直射日光があたり砂の温度が摂氏60℃以上になるときもあるため、しっかりと足を守るシューズを用意すること。
アクセス情報
最寄の主要空港:デンバー・アルバカーキー
ツアー出発地:デンバー
※日本からは西海岸主要空港経由
※デンバーからグレートサンドデューンズまでは車で約4時間
※アルバカーキーからグレートサンドデューンズまでは車で約4時間
天気と気温
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年間平均気温
主な見どころ
グレートサンドデューンは大きく分けて砂丘地帯、森林部、そして高山地帯の3箇所に分かれる。見学は全て足で行うが、砂丘地帯以外トレイルは整備されているため体力と時間を見ながら行動しよう。
Visitor Center
ビジターセンター
メモリアルデー(5月第4月曜日)からレーバーデー(9月第1月曜)までオープン。公園に関する映画、展示物、ギフトショップがある。 砂丘はビジターセンターのすぐ近くのため、立ち寄るとよい。 
Sand Dunes
サンド・デューン(砂丘)
砂丘地帯は常に形状が変化しているためトレイルは無いが、どこでも見学できる。家族連れはソリを持参で遊んだりハイキングを楽しんでいる。 砂丘地帯にあるMedano Creekは深さ20cm、幅が6m~15m程の小川で、川底は常に変化しており砂丘状になっているため海の波のようにうねりがある。 うねりの高いときは30cmに達するときもあり、スキムボードやサーフボードで楽しむことも出来る。砂丘でもっとも高いStar Duneは229mもあり米国で最高の砂丘である。
Forested Areas
森林地帯
Montville Natural Trail, Mosca Pass Trail, Dunes Overlook等トレイルが沢山走っているが、お勧めはDunes Overlook。往復で3.2km、1時間少々の行程で砂丘を見渡すことが出来る。
Mountainous Areas
高山地帯
時間のある人には砂丘を見下ろすことの出来るお勧めトレイルがMusic Pass。4輪駆動車であれば往復3.2kmのトレイル入り口まで行くことが出来るが、一般の乗用車であれば往復5.6kmの行程となる。体力のある人にはMedano Lakeトレイル。往復5.6kmで標高3048mからスタート、標高差600mを登る。上級者にはさらにヘラルド山の山頂まで続くトレイルがあり、4053mの山頂まで上ることが出来る。
ルックアメリカンで行くツアー
ルックアメリカンツアーの特徴
おすすめの時間帯に観光!
太陽が直下し、真上からキャニオンの中に太陽の光が入り込むの最も美しい時間帯を確保済みのツアーがあります!
知識豊富な日本語ガイドによる説明あり!
日本語ガイドがご案内するツアーでは、アンテロープキャニオンの魅力的な安全や詳しい説明、様々な話やガイドだからこそ知っている光を利用したトリック写真の取り方などだけよりツアーが真新しくなります!
一押しツアー
その他の情報
公園内にはキャンプグランド以外宿泊施設は無いが、公園入り口にモーテル(Great Sand Dunes Lodge, Oasis Campground and Motel)や、ゲストランチ(Zapata Ranch)があり、40分ほど離れたAlamosaの町にはモーテルが沢山ある。
個人で行くグランド・ティトンは、ハイキング、登山、あとは写真撮影であろう。ティトン山脈を縦走する本格登山から、簡単なハイキングまで、実に様々なハイキングコースが用意されている。 宿泊はジャクソン、またはティトン・ビレッジがお勧めだが、RVをレンタルして公園内のRVパークに泊まったり、キャンピングを楽しむのも良い。
(2020年7月現在*)
・自家用車 $25 (1台あたり。7日間有効)
・スノーモービル、オートバイ $20
・個人(徒歩、自転車、スキーなど) $15 (1人あたり。7日間有効。15歳以下は無料。)
・年間パス $45 (1年間有効)
・共通パス $80(他の国立公園などでも使える共通パス。1年間有効)また、毎年無料の日が数日ある 2020年 1月20日 4月18日 8月25日 9月26日 11月11日 *最新情報は国立公園のサイトにて確認できる。
もとはナショナルモニュメントであったが、2004年に国立公園に指定されたアメリカでもっとも新しい国立公園である。 ロッキー山脈は、古いもので超大陸(大陸移動の間で大陸がひとつに固まっていた時代)のころ、6億年以上前に形成されたものから、新しいもので白亜紀後期約6500万年前に形成されたものもある。 山脈自体は大陸移動の際に生じた皺寄せから来る褶曲運動で形成されたが、地質は火成岩と変成岩(12億~33億年前)という火山岩から成り立ち、この地域一帯では堆積岩が見られる。 この砂丘の砂は、ロッキー山脈隆起活動が始まる前、まだ大陸移動の際台地の上下運動が活発であったころ内海の海岸線から来ている。 やがて大陸移動と共に大地は隆起、内海の海水は蒸発し、浜辺には石灰岩、塩、石膏等の堆積岩が溜まり、海岸線であった砂丘はいつしか砂岩として堆積していった。 その後長い年月が過ぎ去り3000万年前頃から活発となったララマイド大変革(ロッキー山脈造山活動の南部の動き)によって周辺の大地は隆起を続け大地に深く埋まっていたかつては浜辺であった地層の部分が地表に出てくる。 雨水は大地の中にしみ込み、人間が虫歯を患うかのように石灰岩を溶かし始め、また砂岩は風、雨、雪によって少しずつ削られだした。 やがてこの地帯のサン・ルイス・バレーを流れるリオ・グランデ川が砂岩を削りだし、川が流れ出る裾野周辺に堆積平野を作り出し、川べりに運ばれた砂は風によって運ばれるが、風に乗った砂はロッキー山脈は越えれず、 溜まって出来上がったのが現在のグレート・サンドデューンである。 ロッキー山脈は、その膨大な雪解け水がアメリカ西海岸の生活を補っていると断言しても過言で無いほど重要な役割を示し、 その水源はグランドキャニオン国立公園のような巨大な渓谷や、多くの湖沼、人造湖を潤している。アメリカ合衆国で供給される4分の1はこのロッキー山脈が水源となっている。 グレート・サンドデューン国立公園の砂丘は実は水分資源の大切な源となっており、砂丘を10cmも掘ると湿った砂が出てくるほど水分の保有量は多い。 もとはナショナルモニュメントであったが、コロラド州の農業や都市への大切な水源となっているため、国立公園化され保護地域となっている。
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