砂漠にそびえ立つ不思議な木々

ジョシュアツリー国立公園

Joshua Tree National Park

基本情報
概要
ここは地球?白黒写真で見ると、岩と砂漠地帯の広がる箇所に奇妙な形をした木が所々に点在し、宇宙はるか彼方の知らない惑星のCGかとも思えてしまう不思議な光景、ジョシュアツリー国立公園。 1990年、アイルランド出身のロックバンドU2が打ち出したロック史に残る永遠の名盤といわれる「Joshua Tree」がリリースされてから20年たつが、この国立公園はU2のアルバムに風景写真が使用されて以来、一躍世界に知られる公園となった。 あたり一面に広がる砂漠地帯、不思議とここの地域のみにジョシュアツリーが忽然と存在する、砂漠だけかと思えば高さが20mはあろうかという巨大な岩がごろごろと点在し、 まるで昔少年達が愛読した「荒野の少年イサム」に出てきた西部の荒野イメージそのものである。
アクセス情報
最寄の主要空港・ツアー出発地:ロサンゼルス
※日本からは西海岸主要空港経由
※ロサンゼルスからジョシュアツリーまでは車で約3時間*
(*ロサンゼルス近郊は渋滞により運転時間が非常に変動しやすいので、あくまでも目安です。)
年間平均気温
主な見どころ
ジョシュアツリー国立公園の中には道路が3本しか走っていないため、観光は簡単。ロサンゼルスからやってくるのであれば公園の北側であるジョシュアツリーの町から入り公園内のビューポイントやハイキングトレイルを観光しながら南側のコットンウッド・ビジターセンターに抜ける、もしくはその反対の行程を追うのが良いであろう。
Keys View
キイズ・ビュー
リトル・サン・ベルナルディノ山の山頂にありジョシュアツリー国立公園の代表的なポイントの一つ。300mほどのトレイルがあり、海抜下70mのサルトン海を見下ろし、天気の良い日にははるか遠くメキシコのシグナル山を見ることが出来る。 キイズ・ビューからはカリフォルニア湾からサンフランシスコまで延びる活断層のサンアンドレアス断層を目の前に見ることが出来、ビューポイントから1.6キロ近く断層沿いに落ちこむコーチェラ渓谷を広く見渡せるビューポイント。 その他のビューポイント(トレイル)は、ブラックロック・キャニオン、インディアン・コーブ、スカル・ロック、コットンウッド・スプリング等、各々駐車場からハイキングトレイルが伸びているので、時間を見ながら行動しよう。
Sunset/Sunrise
夕日・朝日
国立公園内には食事の施設は無く、自動販売機のみ。1日滞在する場合は予め準備をしていくことが必要。 砂漠、岩、ジョシュアツリーは勿論であるが、もし時間が許すのであればこの砂漠地域の生み出す美しい光景を日の出、日没共に楽しんでいただきたい。そしてこの文明の光から離れた地域から見上げる星空は度肝を抜くほどすごいものがあるので、是非じっくりと訪れて欲しい公園である。
ルックアメリカンで行くツアー
ルックアメリカンツアーの特徴
おすすめの時間帯に観光!
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知識豊富な日本語ガイドによる説明あり!
日本語ガイドがご案内するツアーでは、アンテロープキャニオンの魅力的な安全や詳しい説明、様々な話やガイドだからこそ知っている光を利用したトリック写真の取り方などだけよりツアーが真新しくなります!
一押しツアー
その他の情報
公園内には宿泊施設は無い。周辺の町では代表的なのがリゾートタウンとして知られるパーム・スプリングス、公園の近くではジョシュアツリー村、ユッカバレーにはホテルやモーテルが点在しており結構多くのチョイスがある。 東側には1時間はなれたBlythという町がありそこには何件かモーテルがあるが、西側の方がチョイスはぐっと増える。
ロサンゼルスから車で約3時間。豪華なリゾートとしてしられるパーム・スプリングからは小一時間で来れる。公共の移動手段は無いため、車で来るしかない。 ロスから、パームスプリングスを経由し、まずは62号線で公園の北側へあがりジョシュアツリー・ビレッジへ。 そこで必要なものを買出しして公園内に入る。観光後南側のコットンウッドへと抜けてインターステート10号を西へロスに戻るのも良し、東へ向かってフェニックス、セドナ、またはグランドキャニオンへと旅を続けるのも良いであろう。
(2019年3月現在*)
・自家用車 $30 (1台あたり。7日間有効)
・スノーモービル、オートバイ $25
・個人(徒歩、自転車、スキーなど) $15 (1人あたり。7日間有効。15歳以下は無料。)
・年間パス $55 (1年間有効)
・共通パス $80(他の国立公園などでも使える共通パス。1年間有効)また、毎年無料の日が数日ある 2020年 1月20日 4月18日 8月25日 9月26日 11月11日 *最新情報は国立公園のサイトにて確認できる。
ジョシュアツリーは、正式名称をユッカ・ブレヴィフォリアと呼び、本来は木ではなく植物でユリ科に属する。高さは大きいもので15m近くに達し、推定年齢は約900年にもなる。 この地域にはおよそ5000年以上前から先住民族が生息していたが、最も古い記録ではピント民族、その後セラノ、チェメウビ、そしてカウイヤと民族交代していった。 白人達がこの地域に入ってきたのは19世紀の半ば、牛飼い達がより良い飼葉を求めてこの地に辿り着き、水場を設けたのが最初。 その後20世紀にかけて起きたゴールラッシュの折で鉱山が作られ、住宅のキャビンや井戸が作られ、植物栽培等が始まった。 ジョシュアツリー国立公園内には、現在までに先住民族から開拓民たちによって残された501の考古学的サイト、88の歴史建築物、19の史跡があり、そして12万点以上の展示物が博物館に飾られている。 ジョシュアツリーの名前の由来であるが、19世紀半ばに西を目指して旅を続けたモルモン教徒達が、この地を通った際、 猛暑の中でゆらゆらと奇妙な形をしたこの巨大な植物が西の方に向かって手招きをしているジョシュア(聖書に出てくるヨシュア:モーゼの跡を継いだ人物)に見えたことからこの名前がついたといわれている。
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