地球上最大の生体

セコイア国立公園

Sequoia National Park

基本情報
概要
地球上最大の生体、高さ100m、樹齢3000年にも達すると言われるセコイア森林が密集するセコイア国立公園は、 イエローストーン国立公園、マッキナク国立公園(現在は閉鎖)に次ぎ1890年に全米で3番目の国立公園となった。 隣接してキングスキャニオン国立公園があり、合わせてセコイア・キングスキャニオン国立公園と呼ばれている。 主な特徴はやはり地球上最大の巨木、これ1本で米国の平均的な家が30軒以上建つ“シャーマン将軍の木”をはじめとするセコイアデンドロン(スギ科、レッドウッド)が集まっている事と、 米国48州最高峰のホイットニー山(4421m)からなる4000m近いド迫力の標高差であろう。
アクセス情報
最寄の主要空港:ロサンゼルス・
サンフランシスコ
ツアー出発地:ロサンゼルス
※日本からはどちらも直行便があります
※ロサンゼルスからセコイアまでは車で約3.5時間
※サンフランシスコからセコイアまでは車で約4.5時間
天気と気温
セコイア国立公園内は、標高差がなんと450メートルから4359メートルもあるため、天候は場所によって激変する。 標高の低い地域は比較的温暖な冬と、雨の少ない乾燥した暑い夏の気候。 セコイアを育成する1200メートルから2000メートルの標高の地域は、夏は10度~25度と過しやすいが夜は冷え込む。キングスリバー沿いのシーダーグローブの夏は35度~40度と暑くなる。
年間平均気温
主な見どころ
General Sherman Tree
シャーマン将軍の木
セコイア国立公園で一番の見所、一番大きなセコイアの木である。 すなわち、世界で一番大きな生体(体積)と呼ばれているのがこの木。 絶対に見逃せない。ジャイアントフォレスト・エリアにあり、付近には樹齢千年以上の切り株が展示されている。

根元周:31.3m|根元最大直径:11.1m|樹高:83.8m|地上18mの幹直径:5.3m|体積:1486.6m^3|推定樹齢:2000~2700年
General Grant Tree
グラント将軍の木
園内で3番目に大きなセコイア、公園内東側、グラントグローブと呼ばれるエリアにあるが、このエリアは大きなセコイアが密集している。 グラント将軍の木の側には倒れた木の中を歩けるセコイア等もあり、30分程で歩けるトレイルがある。 レストランやギフトショップは、ここのグラントグローブとロッジポールにしかないので、注意。
Moro Rock
モロ・ロック
“シャーマン将軍の木”から少し南、クレッセント・メドウの方面へ行く途中にある小高い岩の展望台。 駐車場から頂上まで徒歩20分位、登りは結構きついが、シェラネバダ山脈のパノラマを一望出来る頂上は頑張って行く甲斐がある。 なお、似た名前のMorro Rockがあるが、これは完全にセコイアの外にあるので、ネットで検索する場合要注意。
Tunnel Log
トンネル・ログ
倒れた巨大なセコイアにトンネルが掘ってありそこを車で通り抜ける事が出来る。倒れている木の長さは80m以上、直径は根元で6.4m、トンネル幅は5.2m、高さは2.4mある。
ルックアメリカンで行くツアー
ルックアメリカンツアーの特徴
おすすめの時間帯に観光!
太陽が直下し、真上からキャニオンの中に太陽の光が入り込むの最も美しい時間帯を確保済みのツアーがあります!
知識豊富な日本語ガイドによる説明あり!
日本語ガイドがご案内するツアーでは、アンテロープキャニオンの魅力的な安全や詳しい説明、様々な話やガイドだからこそ知っている光を利用したトリック写真の取り方などだけよりツアーが真新しくなります!
一押しツアー
その他の情報
セコイア国立公園内

ワクサチ・ロッジ: セコイア国立公園内唯一の宿泊施設。入口から37キロ、まだ新しいホテルで、レストランやギフトショップが完備されている。通年オープンしているが、予約は早めに行おう。

キングスキャニオン国立公園内

ジョン・ミューア・ロッジ: キングスキャニオン国立公園内にあり、モダンなロッジとラスティックなキャビンタイプに分かれている。 グラントグローブエリアにあり、ビジターセンター、マーケット、レストラン、ギフトショップ、郵便局等が近くにある。通年オープン。
シーダー・グローブ・ロッジ: キングスキャニオン国立公園内にあり、4月後半から10月中旬までのみオープン。 シーダー・グローブ・ビレッジ内に位置し、レストラン、マーケット、ギフトショップが建物の内部にある。

公園外

公園入口付近から20分ほど離れるとモーテルが点在するが、確実なのはグラントグローブの入口から小一時間離れたフレスノの町であろう。フレスノは大都市なのでホテル、モーテル等空室はほぼ確実に見つかると思ってよい。
公園内の宿泊は難しいかも知れないが、個人で行く場合はツアーでは行かないキングスキャニオン国立公園まで足を伸ばそう。 ロッジポールエリアでキャンピングを行うのもお勧め出来る。折角なので、時間を取ってハイキングを行おう。1日時間が取れるのであればクリスタル・ケーブを見学する事をお勧めする。
(2020年7月現在*)

・自家用車 $35 (1台あたり。7日間有効)
・スノーモービル、オートバイ $30
・個人(徒歩、自転車、スキーなど) $20 (1人あたり。7日間有効。15歳以下は無料。)
パスは年間同じ価格です。
・年間パス $70 (キングスキャニオン国立公園でも有効!)(1年間有効)
・共通パス $80(他の国立公園などでも使える共通パス。1年間有効)また、毎年無料の日が数日ある 2020年 1月20日 4月18日 8月25日 9月26日 11月11日 *最新情報は国立公園のサイトにて確認できる。
地球で最初の光合成生物シアノバクテリアが誕生したのは27億年前、浅瀬に発生したシアノバクテリアは光合成によって原始地球に酸素を生み出し、大気中の酸素濃度は長い長い年月をかけてゆっくりと増えていった。 上空に昇った酸素は紫外線と反応してオゾンに変わり、今から約10億年前、成層圏にオゾン層が出来上がる。太陽からの紫外線をオゾン層が吸収するようになったため地上は安全な地と化し、5億年の歳月をかけてコケ植物やシダ植物が地上に上陸を始めた。 3億8000万年前(デボン紀)には、史上初めての木“アーキオプテリス”が誕生。豊富な酸素と太陽の光で瞬く間に森林が出来上がった。 森ができると木陰が出来る。木陰は強い直射日光から生き物を守り、適度な湿度を供給、さらに樹木が落とす葉が微生物の活性化を促し、大量の有機物を産みだし、不毛の大地に栄養分を送り出す事となった。 その後、3億年ほど前には裸子植物が誕生、恐竜が繁栄した1.5億年~6500万年前(ジュラ紀~白亜紀)には、セコイア(スギ科)などの針葉樹(裸子植物)が全盛を迎える。花が咲き、果実がなる被子植物が誕生したのは3000万年前。 植物は、蜜や果物に誘われた昆虫や鳥、ほ乳類を利用して種子を遠くに運ぶという新たな子孫繁栄の方法を編み出し、森林生態系を拡大していったのである。 広葉樹(被子植物)は針葉樹と違い横方向に枝葉を拡げるため、森で生活する生物たちに新しい環境を提供した。 横に広がり木々が重なり合うことで動物たちは危険な地上に降りることなく、樹上にいながら遠くまで移動することが出来るようになった。オランウータンに代表されるように、私たちの祖先である猿人も、もとは樹上生活を行っていたと言われている。 セコイア周辺、植民化が始まる前、モナケとモノという先住民が住んでいた。 主に西側の裾野に住んでいたが夏の間は東部側の人々と交易を行うため、峠を越えて移動をしていたと言われている。 モナケ人達の主食はどんぐりだったらしく、どんぐりを加工するすり鉢や当時の事が書かれた絵文字が公園内で見つかっている。 ヨーロッパから入植者が入り込み、同時期に天然痘が広がり当時住んでいた先住民族の人口は大幅に激減した。 最初に入植してきたヨーロッパ人はヘイル・サープ、セコイアの倒木をくり抜いて作ったログハウスに住み、先住民達とも交流を持ち、雄大な森林に敬意を払い森林の伐採を反対していたが、1800年代後半になると木1本で何十軒もの家が建つと知られたジャイアント・セコイヤは何千本も伐採されてしまう。  (やがてジャイアント・セコイアは簡単に裂けるため木材の収穫には適さない事が判明し、伐採は収まる)

公園内には、植物は勿論だがたくさんの野生動物も生息しており、ボブキャット、キツネ、ヘラジカ、ミュールジカ他ガラガラヘビや運がよければピューマも見る事が出来る。 また、観光客にはあまり知られていないが、公園内には240 以上の有名な洞窟があり、まだ見つかっていない洞窟が数百あると考えられている。 カリフォルニア州最長のリルバーン洞窟(長さ32キロ) も公園内にある。 観光が許されているのはクリスタル・ケーブ一箇所のみ、長さ6キロ弱だが、保存状態が良いため非常に美しい。 洞窟群の殆どは大理石からなる溶解洞で、シェラネバダ山脈全体が形成された50万年前頃から熱と圧力によって変性した石灰岩である。毎年10近くの新しい洞窟が発見され、ここは知る人ぞ知る、洞窟探検家のメッカとも言われている。
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